プログラミング的思考について
プログラミング的思考とは
プログラミング教育の目的の1つに、『プログラミング的思考を育むこと』があります。
このプログラミング的思考とは何なのか?具体例で示してみます。
例.カレーを作るには
- ①家にある材料を確認する
- ②足りない材料を買ってくる
- ③作る
- ④完成
目的を達成するための、最適な方法・手順を考えることが、『プログラミング的思考』となります。
上記①~④のことです。これはプログラムそのものです。
なぜプログラミング的思考が必要か?
例えば、料理をするのに、家にある材料を確認せずに、いきなり『②材料を買いに行く』と材料が無駄に余ってしまいます。
もしかすると、いきなり『③作る』人もいるかもしれません。すると、以下のようになります。
上記だと、①~③を何度かループするかもしれません。これはとても無駄であり、おそらくおいしくないと思います。
カレーを作るという簡単な例ですが、この思考は日常生活のあらゆるところで役立つことがわかると思います。
プログラミング的思考の育成の方法?
別にパソコンでなくても、プログラミング的思考を育むことは出来ます。
算数、理科、国語、etc,,,料理でも可能です。
しかしこの思考法は実際にプログラミングするほうが効果的に習得できると考えます。
プログラミング教育での利点
- PCやロボットにはとても詳細かつ正確に方法・手順を指示する必要があるため、より一層のプログラミング的思考力が必要となる
- まず一度ではうまく動作しないため、どこが悪いか手順を見直し、修正し、まだうまくいかないため原因を考え、試行を繰り返して完成。というプロセスから、考え抜いて解決に導く力が育まれる
- PCやロボット、IoT機器などに触れ、体感することは、AIなどによる今後急速に進化していく新しい情報技術についても理解して使いこなすことが可能な力を得ることができる
まとめ
- プログラミング的思考とは、最適な手順を考える思考法
- 日常生活や仕事のあらゆる場面で役に立つ
- プログラミング的思考を育むにはプログラミングが最適