プログラミングにタイピング練習は必要?
プログラミングをするのに、ブラインドタッチの習得は必要だと思いますか?
一般的なプログラムは、英単語や記号がずらりと並んでいます。やはりタイピングが早くないとプログラマにはなれないのでしょうか?
タイピングの速さの必要性
実はプログラミング自体には、タイピング速度はそれほど必要ではありません。
プログラミングでは、考えたり調べたりする時間がほとんどで、コピペすることも多く、タイピングする時間は比較的少なめです。
ですが、プログラミング自体よりもそれ以外の部分で重要となると考えます。
プログラミングに関連するタイピングの重要性
1.仕様書や説明等の文書の作成
プログラミングには説明書や仕様書などの文書作成が必要になってきますが、正直ここにあまり時間をかけたくないところです。
これらはタイピングスピードが大きく影響しますので、結果としてプログラミングの作業時間にも影響することになります。
2.インターネット検索
プログラミングでは関数の使い方や類似する使用例などを、インターネットで調べることがよくあります。
それ以外にも、関係する事柄や写真だったりいろいろ調べものが何度も発生しますが、ここで検索ワード入力が遅いと調べること自体が億劫になります。
『頭で考える』『口で話す』のと同じくらいのスピードで検索ワードを入力できれば、『調べること』をストレスなく自然に行うことができるようになります。
3.メールや電話の問い合わせ対応、連絡事項など
プログラミングを仕事とするようになると、プログラム作成中に緊急メールや電話など、先に対処しないといけない場面がしょっちゅう出てきます。
「この件に答えてほしい、急ぎで」など。
1件1件はたいした事なくても、20件、30件と続けてくると、回答メールを入力することに多くの時間がとられてしまいます。
プログラミングを一旦中断し、先に回答する。
タイピングスピードが速いと、頭で思いついた回答のスピードそのまま入力して送信できます。これが数倍時間がかかるととても煩わしく感じます。
10分程度の中断ならスムーズにプログラミングに復帰できますが、1時間など中断してしまうと、再度プログラム見直しからとなり時間がかかるのと、何より精神的ストレスとなります。
結論
プログラミング自体にはタイピングスピードはそれほど必要ではありませんが、プログラミングはPC作業の一環であり、PC作業全般についてタイピングスピードは重要ですので、結果、関連して影響しているといえます。
タイピング習得のおすすめソフトなど以下でもご紹介していますのでご参考まで。以上です。