パソコンの性能のやさしい見分け方

パソコンの性能を見分けようと思うと、色々な要素が満載で難しく感じることもあるかと思います。ここでは、ポイントを絞ってやさしい見分け方を説明致します。

性能のポイント4つ

以下の4つのポイントを確認します。

CPU速度

CPUは、パソコンの処理速度を決定します。主流はIntel Core 『i3』、『i5』、『i7』以上、に分けられます。
通常利用(メールやインターネット、EXCELやWORD等)であれば、『i5』で十分となります。
動画編集や3Dゲーム利用となると『i7』以上が欲しいところです。

推奨 i5以上!

メモリ

メモリは、パソコンが同時に処理できる量となります。メモリ容量が大きいほど、パソコンがスムーズに動作します。
通常利用であれば4GBでなんとか可能ということろ。8GBあれば十分で、動画編集や3Dゲーム利用するようであれば16GB以上を推奨します。

推奨 8GB以上!

ストレージ容量

最低限必要な容量は128GBです。256GBあれば通常利用では問題ありません。大量の写真や動画を保存したり3Dゲームをいくつもインストールするのであれば512GB以上必要になってきます。

ストレージ種類

HDDSSDの2種類がありますが、特徴を簡単にいうとHDDは低速で安価、SSDは高速で高価です。
基本的にはSSDにすべきです。Windowsやアプリの起動スピードが全然違い、年数が経つにつれ体感差は歴然となります。
スピードの必要性があまりない写真や動画などについては別途外付けHDDを追加する、という組み合わせを推奨します。

推奨 SSD/256GB以上!

自分の用途に合った性能とは?

性能が良ければそれでいい、かもしれませんが、過剰に高性能である必要もありません。

近所のスーパーに買い物に行くくらいの用途で、最高速度300kmが出せる車を買う必要は無いと思います。

近所のスーパーに買い物!

見分け方の実例

以下はよくあるパソコンの性能の表記例です。

ノートPC/Win 11pro/Core i5-7500/8GB/128GB SSD ・・・
性能の表記例

上記の内容をふまえて見てみましょう。

ノートPC:ノート型かデスクトップ型かです。
Win 11pro:Windowsのバージョンです。これからはWindows11が主流ですが、まだまだWindows10も大丈夫です。
Core i5-7500:上記で解説しているCPUの種類です。
8GB:メモリの容量です。8GB RAMという書き方の場合もあります。
128GB SSD:ストレージの種類はSSD、容量は128GBという意味です。

この内容であれば、ゲーマーやYoutuberでもない限り、通常利用では十分な性能といえます。
ストレージが少なめですが、足りなくなったら追加で外付けHDDを購入すればよいと思います。

まとめ

以上がやさしい性能の見方となります。
厳密にはもっといろいろありますが、まずは上記をふまえておけば大丈夫です。

パソコンの寿命は3年~5年程度ですので、あまり高価・高性能である必要はなく、自分の用途に合ったものを選ぶことができればいいのではと考えます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA