プログラミング教室ではどんな事をしている?
プログラミング教室では、どんな事をしているのでしょうか?
教室によって様々ですので、まずは体験会に参加してみて、本人に合っているかどうか確認することが必要です。
ここでは当教室での内容の一部を事例とともにご紹介します。
レッスンの主な内訳
当教室ではプログラミングだけでなくパソコンや様々なIT技術に触れることも必要と考えています。基本的には、以下のような配分としています。
前半10~15分
・キーボードタイピング
・エクセルやワード等での文書作成、インターネット活用やセキュリティ知識の習得
後半35~40分
・プログラミング
・動画編集や3Dデザイン、3Dプリンター活用
50分のレッスンのうち、最初の10~15分程度はタイピングやエクセル・ワード等の文書作成を実施し
残り時間40分程度でプログラミング、1~2か月に1回程度に動画編集や3Dデザイン等を実施しています。
各個人によって得意・不得意や進み方が違うことと、やりたいことなどの要望に応じてそれぞれ個別に調整して進めています。
レッスン事例①プログラミング
ある程度の基礎が出来てから実施する内容で、『信号機を作る』というものがあります。
普段、何気なく見ている信号機ですが、いざ、スクラッチで作ろうとすると悩みます。「赤が左で青が右?逆」「黄色は点滅していた?点灯?赤の次?青の次?」など。
このレベルになるとプログラム部分の指示は一切ありません。自分なりに自由に完成させます。このような単純なものでも、10人いれば10通りのプログラムとなります。
また「インターネットで自分で調べる」ということもレッスンの1部です。日本だけでなく海外はどうか?色は全世界共通だということ、同じ色なのに『青信号』と呼ぶのは日本だけで、他の国は『緑信号(green traffic light)』と呼ぶこと、など調べます。
レッスン事例②タイピング
タイピングの練習には、私が作成したソフトもありますが、フリーソフトがいろいろありますので、状況に応じて使い分けて練習しています。
練習の流れ
1.まずは指の置き方とアルファベットの位置を覚える練習
2.キーボードを見ずに打てるようになる練習
3.単語、短文、長文入力の練習
フリーソフトの場合、家のPCでも気軽に練習できます。以下の記事で紹介していますのでご参考にしてください。
タイピング練習の様子
レッスン事例③エクセル・ワード文書
A4一枚に体裁を整える、表や計算式をいれる、などの基本的な文書の作成を練習します。
レッスン事例④3Dデザイン、プリント
まずは3D-CADソフトの使い方として、四角い箱を置き、その上に三角屋根を乗せる練習をします。横から見て大丈夫でも上や正面から見るとずれていたりするので修正します。慣れてくればもう少し複雑な家具や家の間取りレイアウトなどを練習し、その後、好きな動物やキャラクター、建物など自由に作成します。その後印刷して持って帰ってもらいます。
インターネットで参考画像を検索して、それを参考に作成していきます。
画像は平面なので、奥行きや背面などは想像して補完する必要があり、想像力や空間認識力が鍛えられます。
実際にどのようなものを作成しているかは、下記の記事でご紹介しています。
最後に
以上、当教室で実施しているレッスン内容の一部をご紹介致しました。ここまで幅広く実施しているプログラミング教室は他にはあまり無いのではと考えていますが、ぜひ、習い事を選ぶ際のご参考となればと思います。